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できること:
このソフトを利用して、水深のグラフを描いたものが、左のような表示です
(Xウインドウへの表示例です)。上段に水深が、下段に各時刻での警告の
有無が表示されています。
ここをクリックすると少し大きな絵がでます
kterm からこのソフトを呼びだし、No. 450 のダイビングのログブックデータ
を表示させた様子が、左です。
ここをクリックすると少し大きな絵がでます
できないこと:
このソフトウエアは、多くの人の役にたつであろうということで、あるがまま の形で公開されています。このソフトウエアあるいは本ページあるいは関連の ページに記載の情報に起因していかなる損害を被ったとしても、このソフト ウエアの作者の責任を問うことはできません。本ページやドキュメントは 正確な情報を供給しようとしていますが、誤りがある可能性があります。 もし誤りがあった場合も、本ソフトウエアの作者の責任を問うことはでき ません。
ソフトウエアは Perl スクリプトすなわちソースコードとして公開されています。 複製、再配布に関しては GPL に従います。 詳しくはソースコードの先頭にあるコメントあるいはパッケー ジに含まれる COPYING というファイルを参照してください。
1. もし必要なら、Perl5 や gnuplot-3.7 (あるいはもっと新しいもの) をインストールする。 Perl5 のインストールの際には、Linux のシステムによっては
% su
# cd /usr/include
# h2ph *.h sys/*.h asm/*.h
を行なう必要がある。gnuplot の
インストールの際には、libvga が利用できるなら利用するほうがよい。
(libvga を利用した gnuplot の場合は、X Window System がなくてもコ
ンソールの VGA に水深プロフィールのグラフの表示が可能になる。)
2. Aladin と PC をつなぐ RS232C ケーブルをつなぐシリアルポートを BIOS でイネーブルにする。そして、対応するデバイスファイル /dev/ttySX (Linux) あるいは /dev/ttydX (FreeBSD) のパーミッション を一般ユーザが読み書きできるように変える。例えば、BIOS で COM1 と 呼ばれるポートにケーブルをつなぐなら、まず root になり、
% su
# chmod 666 /dev/ttyS0
のように、パーミッションを変更する。
3.FreeBSD のユーザは、rc.serial の中に、
stty -f /dev/ttyidX speed 19200 clocal cread -hupcl
と書き、リブートする必要がある。ただし、上で X と書いた部
分には、実際にケーブルをつなぐシリアルポートの番号が入る。
4.本ソフトウエアのパッケージをダウンロードする。
5.パッケージを
% tar xzf aladin-1.19.tar.gz
としてほどく。
6.パッケージに含まれている Perl スクリプト aladin を、どこか パスの通っている場所にコピーする。
7.パッケージに含まれている sample.aladinrc を自分の環境に 合わせて編集し、ホームディレクトリに .aladinrc という名前で 置く。sample.aladinrc の中の各行の意味はつぎの通り
$PrintPsCommand = "system \"cp \$GnuPlotPs ../ps/\$DIVE\"";
説明: コマンド lpr の動作を設定する。ポストスクリプトファイル
$GnuPlotPs が生成されるが、それをどう処理するかをあらわす。デフォ
ルトは、ディレクトリ $DataDir/../ps に、ダイブNo.に対応する番号
をファイル名として保存する。もしも、直接、ポストスクリプトプリンタ
に出力したいなら、
$PrintPsCommand = "system \"lpr \$GnuPlotPs\"";
とすればよい。
$DiveNoOffset = 0;
説明: Aladin の使用者が経験した潜水本数と、その Aladin が経験し
た潜水本数との差。デフォルトは0になっており、表示される Dive No.
は Aladin の経験本数になっている。
$Device = "/dev/modem";
説明: インターフェースケールをつなぐデバイスを指定する。
$DataDir = "~/datadir";
説明: Aladin から吸い出したログブックデータを貯めておくディレク
トリを指定する。
$BuggyPro = 0;
説明: すこし古い Aladin Pro の中には、水深グラフの表示がおかしく
なるものがある。その場合に 1 にしてください。
$DOSEmuSerial = "/dev/dosemuserial";
説明: dosemu がシリアルだと思ってエミュレートする名前付パイプ
の名前。 (--- オプションです) あるいは、Palm/WorkPad が繋がってる
COMポートの名前(通常は /dev/pilot です)。
8.(このステップは、オプションです。飛ばしてもかまいません。)
dosemu をインストールする。 /etc/dosemu.conf を編集し、
% su
# mknod /dev/dosemuserial p
9.コマンド aladin を起動しよう。
% aladin
すると、プロンプト > が現れる。このプロンプトに対して入力できる
コマンドは
(1) コマンド get を打ち込み、
(2) Aladin の接点にインターフェースケーブルを接続し、
(3) Aladin の接点を濡れた手で触って電源を入れ、
(4) Aladin に [logbook] を表示し、
(5) [logbook1] を表示させる
という手順が必要である。この手順で (4)--(5)
の間にデータが吸い出される。もしも、データ吸いだしに失敗すると、
Read error の表示がディスプレイに出るので、(4)--(5) を繰り返す。get
コマンドが終了し、ディスプレイに再びプロンプト > が現れたらデータ
の吸い出しが完成したことになる。
(1) コマンド put <file> を打ち込み、
(2) 現在の仮想コンソールから他の仮想コンソールに移動し(そのためには、
たとえば、Ctl-Alt-F2 などと押せばよい)、その仮想コンソールで、
dosemu を起動し、
(3) dosemu の中で、DataTrak を起動し、
(4) [Logbook] を選び、
(5) [Receive] を選ぶ。
Palm/WorkPad 上で動いている Paladin へ file を転送する。そのためには、次の手順を用いる:
(1) Palm のスイッチを入れ、Paladin を起動する。
(2) Palm と PC を HotSync ケーブルかクレードルで接続する。
(3) Paladin の中で [Receive] を選ぶ。
(4) プロンプト > に対し、コマンド put <file> を打ち込む。
>102(ここでリターンを押す)
.... <== ここに No. 102 のダイビングのログブックデータが表示
される
>(プロンプトの直後でリターンを押す)
.... <== ここに No. 103 のダイビングのログブックデータが表示
される
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