私は 2 台の IDE ドライブと 1 台の SCSI ドライブを持っていますが、SCSI は BIOS から見えません。Lilo は BIOS コールを使用するので BIOS から認識する ドライブしか見えません。私の馬鹿 AMI BIOS は "A:" か "C:" からしかブート しようとしませんが、ルートファイルシステムは SCSI ドライブのパーティショ ン上にあります。
解決策としては、カーネル、マップファイル、及びチェインローダーを 1 番目 の IDE の Linux パーティションに入れることです。カーネルをルートパーティ ションに置く必要はないことを覚えておいてください。
1 番目の IDE の 2 番目のパーティション(/dev/hda2、システムをブー
トするのに使われる Linux パーティション)は /u2 にマウントされ
ています。これが使用した /etc/lilo.conf です。
#
# Lilo を 1 番目の IDE の MBR にインストール
boot = /dev/hda
#
# /sbin/lilo(インストーラー)が Lilo ブートレコードを
# 次のファイルから MBR の場所へコピー
install = /u2/etc/lilo/boot.b
#
# 詳細な(verbose) ブートメニューを書きました。Lilo はここから探します
message = /u2/etc/lilo/message
#
# インストーラーは次のファイルを作成します。
# これはブートローダーに、カーネルのあるブロックの場所を指示します
map = /u2/etc/lilo/map
compact
prompt
#
# 10 秒待ち、デフォルトとして 1.2.1 カーネルをブートします。
timeout = 100
#
# cp -p /usr/src/linux/arch/i386/boot/zImage /u2/z1.2.1 を
# 実行することによってカーネルは BIOS から見える場所に置かれます
image = /u2/z1.2.1
label = 1.2.1
#
# Lilo はカーネルに、SCSI ディスクの 1 番目のパーティションを
# ルートパーティションとしてマウントするように指示します
root = /dev/sda1
#
# このパーティションは /etc/rc.d/rc.S スクリプトによって、
# チェックされて再マウントされます
read-only
#
# 作成したカーネルが動作しない場合に備え、古い Slackware カーネルを
# 置いておきます。実際、過去に必要になったことがあります
image = /u2/z1.0.9
label = 1.0.9
root = /dev/sda1
read-only
#
# DR-DOS 6 パーティションです
other = /dev/hda1
loader=/u2/etc/lilo/chain.b
label = dos
alias = m